mixi 雑感

mixi 重いしトラブル増えてきたねぇ〜
全然まとめも落ちもないけど、思ったことを

mixi結局なんだかんだいいながらも10万人が参加するコミュニティになり、探せばインターネット上で有名な人はたいてい見つかるという状態にはなったけれど、こうも重たくて、いずれは衰退していくのではないかという気がしてる。

自分としてはソーシャルネットワークとしてのmixiは、ネット上でバラバラに存在していた様々なグループを mixi というでっかいグループの上にのせることによって、新たなつながりを作り出せる場を提供したという意味で、インパクトの大きいことだった思うが、場を作り出し提供した mixi はそこでどうするかというビジョンが明確でなかったことが、現在の混乱を招いている遠因ではなかったかと思う。

ソーシャルネットワークという招待制ををとっているシステムは、人に受け入れられない場合の増加率はほとんど平坦な直線になるだろうが、一度人に受け入れられるものになった場合には、参加者が次々に人を引きこむので、ねずみ算的に参加者が増えていくことになる。

この指関数的な参加者の増加に関しては参加者が2,3万を越えたあたりで、mixi の方は予想してしかるべきだった。
mixi はどこかの時点で一人が招待できる人数を制限するか、この増加率を見越してサーバの増強をしておくべきだったのではないかな。 あと知恵だし何とでも言えるけどさ。

とりあえずソーシャルネットワークというものから収益をあげるビジネスモデルを構築するのは、難しかったかも知れない。 でもそれができなかったからこそ mixi は破綻の危機に瀕しているわけで。

こうやって多くの人を一つの場に集め、さらにそれらの人が交流できる場所も作った。 そのように人が集まる場所をネット上でつくったなら、そこには往々にしてなんらかのその場所で、という創作活動が展開されてきた。
まだ mixi にそのような活動が出てくることを期待するのは、時期尚早なのかも知れないが、そのような活動が出てくるかどうかが mixi の今後を占う試金石になるのではないかという気がしている。