Helix Universal Server BASIC

real が提供しているストリーミングサーバの無料試用版で、配信数が5つに制限されている。
ダウンロードは http://www.jp.realnetworks.com/products/evalservers.html から出来るようになっていて、いろいろと個人情報を入力しないとだめなようになっている。。 で、ここの個人情報のところにメールアドレスを入力する場所もあって、ここに入力されたメールアドレス宛にライセンスキーを送ってくるので、少なくともここだけは使えるものを入力する必要がある。

ダウンロードしたファイルは rs901-freebsd4-ia32.bin のようになっているので、これに実行権限をつけて実行すると、自動的に解凍されてインストールが始まる。 この時に先のメールアドレス宛に送られてきたライセンスキーが必要なるので、zip 圧縮されたそれを解凍して、なかにある .lic ファイルをどこかインストールしている環境からアクセスできる場所においておき、インストール中にライセンスファイルの位置を求められたときにフルパスでライセンスファイルの位置を指定する。 インストール中に実行ファイル等をインストールするフォルダも指定する必要があるので、まえもってフォルダをつくっておき、そこにインストールするようにしておいた方が良いだろう。
また一番最後に設定された port 番号などの設定情報の一覧が出力される。 このうちで AdminPort だけは今後の設定に必要となるので忘れずにメモしておく。

ドキュメントはアーカイブに同梱されいず、オンラインマニュアルを参照する必要がある。 http://service.jp.real.com/help/library/

ここまで出来ればあとは実行するだけなので、インストールしたディレクトリで、
#.rmserver ../rmserver.cfg
と入力することで、HelixStreamingServer が起動する。
サーバが起動したあと http://$HOST:adminport/admin/index.html にアクセスすると認証画面が表示されるので、先ほど設定した Admin ID とパスワードを入力すると、サーバの設定画面が表示される。

画面が表示されたら、左のメニューにある「ServerSetup」→「Media Samples」→「RealVideo9 Sample」とクリックしていくことで、サンプルのビデオを見ることができる。

自分で作成したビデオファイルなどを配信したいときには RealProducerBasic を使用して、動画ファイルを rm 形式にして、HelixStreamingServer をインストールしたディレクトリに Content といフォルダができているので、そこに rm 形式にした動画ファイルを置いて、RealOne などから rtsp://$HOST/video.rm を開くことで動画のストリーミング再生ができる。

ただしこの HelixStreamingServer は 80番ポートを使用するために、Apache などの http サーバが動いているマシンでは、http サーバを停止させて HelixStreamingServer を起動する必要がある。