ピンホールカメラ

日本針孔写真協会というものが出来たらしい。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005030600025&genre=K1&area=K00

この記事を読んでいて、ふと先日買った松村桂さんの「コスモクラトール」の事を思い出して、ガラス乾板をつくってそれとピンホールカメラを使って撮影とかすると面白いかもとおもって、ガラス乾板のつくり方を調べてみたんだけど、ゼラチンに臭化カリウムと硝酸銀溶液を混ぜたものを塗布するというのまではわかったけど、配分とかがぜんぜんわからない。

どうやら「伝承の写真印画紙 手作り写真乳剤の作り方」小西祐典著という最適の本があるようだけど amazon では検索にも出てこないので、じゃあってことで徹底的にネットの本屋に http://book.tsuhankensaku.com/ ここから検索を賭けまくってみたんだけど、まったく見つからない。

もしかしたら流通に乗らなかったような本なのかも知れない。

引き続き「写真 乳剤」で検索かけてしらべていくとセラミックがどうこうという一文が目に入ったので、そのページを見てみると、http://www.ipm.jp/ipmj/fujii/fujii25.html 富士フィルムからアートエマルジョンという名前で塗布用乳剤が売ってるという事がわかった。http://fujifilm.jp/personal/film/monochrome/paper.html

このアートエマルジョンをつかった写真は芸術の一分野としてあるらしく、自分が気まぐれに思いつく程度のことはすでに誰かがやってる様子。

とりあえずはこれでピンホールカメラとガラス乾板で写真をとるということに関して、最低限どうすればいいのかという知識を得ることはできた。 あとはこれを実行するかどうかはまた別問題(笑)

どうやってやったらいいのか全く知らなかったふと思いついたアイデアも、インターネットを使えばあっさりと実現方法はわかる。 面白くもあり、つまらなくもありというとこだね。