ものの価値

ヘルメットのバイザーにえらい傷をつけてしまったので、買い換えることにした。 以前に買い換えたのがもう結構前でその傷以外にも結構傷がついていてそろそろ買い換えようかと思っていたところだったので、まぁ適当と言えば適当な時期だった。

で、今日行き付けのバイクショップに行って勝ってきたんだけど、このバイザーただ単なるプラスチックの板を適当な形に切ってプレスしてカーブをつけただけというような簡単な構造のくせして4000円もする。 これでも一番安いノーマルタイプのもので、スモークとか曇り止とかいろんな機能がつくと6000円とか8000円になる。

まぁそれなりに適当に使っても大体2年ほどは持つし、ヘルメット1個辺り3万ほど刷ることを考えると安いし、それほど売れるものでもないだろうし、ってことで値段が高くなるのもわからんではないんだけど、どう見てもカットしてプレスしただけってプラスチック板に4000円というのは高すぎる気がしてならない。


その帰りゲームなんかの中古ショップに寄ってみた。

知ってる人は知ってると思うけど、自分は同人音楽といういわゆる自主製作音楽が好きなので、その中古ショップでも同人音楽のところで色々見ていたんだけど、このジャンルでは結構人気があって、先日メジャーデビューした Sound Horizon というサークルさんの初期の頃の CD に4万の値段がついていた。

その CD、今はもう中古でしか手に入らないので、多少プレミアがつくのはわからんでもないし、自分にもお金があったら買ってしまった可能性は高いんだけど、それでももともとの値段が1000円か2000円のものにその値段というのはどうかとおもってしまった。 まぁそういう業界だという事はわかってるんだけどね…

その他にもいまだに普通に手にはいるものなのに原価以上の値段をつけていたりして、それにちょっと笑ったりしたんだけど、まぁそんなこんなでものの価値と市場価格というものについてちょっと考えてしまった。