中間発表資料
近年大規模なデータ処理に対する要求はますます増加している。 また、そのデータも複数の組織などがそれぞれの形で持つようなものを、横断的に使っていきたいという要求もあり、そのような要求に対応するものとして、グリッドコンピューティングというものが提案されている。
グリッドコンピューティングについて
グリッドコンピューティングとは、複数のコンピュータ、ネットワーク、ストレージなどのコンピューティング資源を仮想コンピュータシステム化して、あたかもコンセントにプラグを差し込んで電力を使うかのように、ネットワークに接続された端末を通して、その仮想コンピュータシステムの資源を利用できるようにするものである。
グリッドはその目的とする実現方法別に、演算処理を行うための資源を仮想化して共有化するためのプロセッシンググリッド、膨大なデータを地理的に異った場所に分割して保存したり、そのようにして保存されたデータを横断的に利用出来るようにするためのデータグリッド、複数のアプリケーションをネットワークを通じて協調動作させるアプリケーショングリッドの3つに大きく分けられる。
さらにデータグリッドは仮想化する対象のレベルに応じて、データベースレベル、ファイルレベル、ブロックレベルの3つの仮想化レベルに分けることができる。
ブロックレベルでのデータグリッド
ブロックレベルでのデータグリッドには Gfarm、GFSなどの提案がある。 これらのデータグリッドはブロックレベルで分割されたファイルデータを保持するための複数のデータサーバと、分割されたファイルデータの位置を保持するインデックスサーバ、そしてそれらのデータにアクセスするクライアントからなる。
クライアントがファイルにアクセスする際には、まずインデックスサーバへアクセスを行い、目的のファイルの位置(ファイルインデックス)を取得する。 次にインデックスサーバから取得したファイルインデックスに基づき、個々のデータサーバにファイルデータの要求を行いファイルを取得する。
研究目的
提案方式
参考文献
最後略。つーか研究目的とか提案方式はオープンにするのはまずい様な気がする。 まずい様な気がするだけで、もしかしたらこの上の部分でもこういうおおやけのばしょにだすのはまずいんだろうか…?
いずれにせよ学部とはいえ卒業論文はこういうかたちでのせるわけには行かないだろうなぁ