情報

自分には情報のガーベジコレクタ(ゴミ収集)的な性格があって、どんなしょうもない情報であっても、とりあえず収集しておこうとするし、情報は総当たりで必要なものを探し出せって言うようなところがある。

例えば何かに関して調べていて、2chの情報にあたったりしたら、CTRL-F で必要なものを検索するだけじゃなくて、大抵そのスレッドを一から全部長し読みする。 時間さえあればポータルサイトから始まって、いくつでもリンクを辿って関連情報その他の情報と収集を続けてしまう。

で、そこまでして情報収集してなんの役に立つかと言えば、まず役に立つことは少なくて、せいぜいがなんかのおりにこういう話があったなというぼんやりした印象から、ネット上の情報であれば検索できてちょっとうれしいという程度。

あたりまえのことではあるけど、ある種の情報が"ある"ということを知っているなら、その情報を探し出すことはできるけど、そういう情報が"ある"という事を知らないのなら、その情報を探し出すことはできない。 もちろん情報はそれ自体で孤立しているわけではなく、関連する何らかの情報との結び付きがあるんだから、それらをたどってその情報にたどり着くことは可能だけれどね。

まぁそう思うからこそささいな情報でも一旦は読んで起きたいと思っている。

          • 以下蛇足

思ってはいるんだけど、昨今のインターネットでは以前からある企業のニュースサイト、それから個人のニュースサイト、blog、podcasting とどんどん情報提供の方法は広がり、その提供するための労力とか敷居は大きく下がった。 そのぶん有用な情報も多くなったけど、それこそ無用な情報も多くなって、いまとなっては有益な情報ですら、限られた時間の中で収集するには取捨選択しなければならないような状態になってしまった。

本来であれば情報は集めて、それを分析してなんらかのフィードバックを出してこそなんぼなんだし、その目的に沿った情報収集というものをするべきなんだろうけど、自分の情報収集はそれこそガーベジコレクタと自称しているように集めることだけが目的になっている。

だから自分としてはいかに効率良く広範囲の情報を出来るだけ深く集めることができるかというのが問題になるわけで。