ほたる

今年もほたるが出てきてるみたいなので、見に行ってきた。

歩いて数分のところにいくらかほたるが飛んでいる場所があるんだけど、そこは2年ほどまえをピークにして、去年は大分少なくなって、今年は残念ながら1匹飛んでるだけになってしまっていた。

特に水質が汚染されたという気もしないんだけど、と書いておもいだした。 ちょうど2年ほどまえに上流に特別養護老人ホームができたんだ。 結構山の方で、下水が通ってるとも思えないしそういう水を垂れ流しにしてる可能性がある。 そのせいかも。

そのよくいた場所から川沿いに上流の方へ歩いていくと、その道すがらちょこちょこ飛んでいたのも、今年はまったくいなくなってたし。

時期がずれてる可能性もあるけど…


もう一カ所20分くらい歩くと山に囲まれた田んぼがあって、そっちのほうでは去年少なかったんだけど、今年はあちこちでふわふわと飛んでいて、飛んでるほたる捕まえてみたりしてそこそこ楽しめた。
捕まえたほたるを歩きながら手から飛ばすと、歩いている方向に飛んでいくから、しばらく目の前を飛ぶほたるを追い掛けながら歩くことになる。 これがなかなか楽しい。


例年にくらべるとまだちょっと涼しいようだし、もうちょっと蒸し暑くなってからもういちど見に行ってみようと思う。


真っ暗な山添の道を星明かりだけを頼りに、川のせせらぎと蛙の鳴き声をききながら、ほたるをおいかけ歩くのはとても気持いい。 手のひらから飛び立つほたるを見やればその先に星空。 日本に生まれて良かった。