コミケ

今まで夏休みに旅行言ってるのは東京で秋葉原がメインだと言ってたんだけど、とうとう会社の人に実はコミケがメインだと言う話をした。
その人はコミケの存在を知らなくて、参加サークルが3万だとか一日当たり18万人の参加だとか言う話をしてると、面白そうだし行って見たいという反応ではあったが、正直コミケは物見遊山で行くにはきついんじゃなかろうかと思うので、人が多いし結構きついですよーと言うような話はしておいたのだが。
そういう風にコミケのことを知らない人に説明していて感じたのだが、やっぱりどーも後ろめたい気がしてならない。
自分自身のことを言えば、コミケと言う場は個人の表現したいものを人に見せる場として、またそのお金のためなんかではなく、作りたいから作ったというさまざまな作品を見たりして、それに対して作った人に直接意見を言ったり話ができる場として、とてもいいものだと思っている。
が、それは確かにコミケのよい一面ではあるけど、悪い面としてまさしくそのお金のために物を作り、それぞれの欲望のために物を買いあさると言う面があるのも事実。
自分もやはり先に書いたような回り方をすることもあるけど、一緒に行く人の間では企業や大手狙いの人と認識されてるし、企業や大手が悪いとは言わないが、なんだかんだいっても自分がコミケの悪い面を体現する一人であるのは確かで、また世間的には悪い面の方が流布しやすいこともあり、コミケを知らない人たちの目にはコミケの悪い面のほうが見えやすいだろうし、自分がコミケに行くということを人に言うのに感じる後ろめたさはそこら辺に原因があるのだろうなと、ごちゃごちゃ考えながらきーぼーどをたたく日々。