読めない本
読めない本がある。
文字が日本語以外だったり内容が難しすぎるわけではなく、ただ単なる小説やライトノベルやマンガなど、そこらへんの書店に売られていて、多分たくさんの人が買って読んでる普通のありふれた本。
普通のありふれた本なんだけど、そう言う本が時々自分にとって読めない本になる。
その本はたいてい自分が好きなシリーズものの最終巻だったり、心にくるものがある本だったりで、要するに自分が本当に好きな本ほどそうなってしまう。
読んだら読んだで面白いだろうし、多分自分はその本を気にいるだろうと言うことあはわかっているのだけど、読もうと思ってもなかなか読み始めなかったり、また読み始めてみても数ページ読んですぐにやっぱり今じゃなくてまたにしようと本を閉じてしまって結局またいつまでも読もう読もうと思いながら積むことになる。
多分その本に対する自分の期待が大きすぎるがためにそうなってしまうのだろうけど、自分でも難儀な話だと思う。
と書いてふと思ったんだけど、もしかしてこれってただ単なる貧乏性…?