会社の携帯電話

富士通が携帯電話での通話を全て録音するようなシステムをつくったらしい。
富士通フォーラム 2007 モバイルリポート:先進の携帯電話活用術 (1/2) - ITmedia エンタープライズ


携帯電話から会社に電話をかけて、それを会社から客先に転送し、その過程で通話内容を録音する仕組らしい。

最近はSOX法とかで情報統制だとかメールの保存だとかという話になっているが、それがとうとう通話というアナログな部分にまで及んできたかという感じだ。
問題はその蓄積されたアナログな通話データをどうやって解析するんだろうなぁ〜ってとこだけど、現状はとりあえず録音されているという意識をもたせることにより、相手に伝えようというコミュニケーションスキルが育つとか、上司がセールストークについてアドバイスできるとか説明しているようだけど、それよりはやっぱりSOX法対策?という気がしてしまう。 今はとりあえずデータを蓄積することに意味があると言うところか。


先日書いていたBlackBerryの件にしてもこの件にしても、いままで携帯電話会社というものがガッチリ握りこんでその管理下にあった携帯電話を、インフラ部分はさすがに別として、メールや通話と言った部分を「会社」が管理するという方向になりつつあるのかなという気がする。