犯罪被害者実名報道

今朝時間があったので、ぼーっとテレビを見ていたら、犯罪被害者名の公表に関して、ニュースキャスターなどが連盟で、警察が被害者名を匿名で公表するか、実名で公表するかきめる、という条項の削除を求めた要望書を提出した、というのを特集でやっていた。

ABCのモーニングだったかだと思うんだが、番組自体は一応警察が判断するという方針に配慮した雰囲気を漂わせながらも、結論として実名公表するべきだという結論に持っていってた。

警察に犯罪被害者名の実名公表するかしないかの判断を委ねることのデメリットとして、恣意的な公表がなされる可能性があるとか、国民の知る権利の問題とか、事件の究明ができなくなるとか、そんなことをあげて、で次にマスコミはマスコミによる集中取材(メディアスクラムというらしい)に業界で協定して防ぐ努力をしているとか、犯罪被害者を尊重する意味で実名報道するべきだという意見などを紹介していた。


これ見ながらマスコミヒッシダナ( ´゚,_」゚)と。

マスコミがわから言えばある意味飯の種がなくなるわけだが、犯罪被害者のがわから言えば、警察を通して実名公表か匿名公表かを選択できるようになるわけで、いままでマスコミになすがままに蹂躙されてきた、自らのプライバシーコントロール可能になるという事になる。

このプライバシーコントロールが可能になるという事の前には、マスコミによる反対意見は全て無意味に思える。