RAID

以前にいってた HighPoint のカードで RAID5 という話の続き。

結局悩んだ末にどうせ8ポートあるなら8台突っ込んでしまえってことで、320G の HDD 8台買ってきてサーバ機に突っ込んだ。

その写真。

RAID用にHDD8台積んで、今まであったHDDと合わせて HDD が11台入ってることになるので、さすがに電源むりだろうってことで、RAID HDD 用の電源を追加。 追加した電源も、250Wで HDD 8台賄うにはしんどいかなとおもって、最初は RAID 用の HDD を5台、もとからある方に3台と振り分けてたんだけど、良く考えたらそんなことしたらまずいやんってことで、結局 250W の電源に HDD 8台ぶら下げた。 ちょっと不安だったけどガリガリ負荷かけても問題なく動いてるし大丈夫かなと。

物理的には 320G の HDD 8台で RAID5 組んで、2.2T ほどの HDD 領域ができた。 領域はできたんだけど、こっからいろいろトラブった。確保できた領域を FreeBSD で使うべく fdisk でスライス切ろうとすると、どうしても 37G ほどでしか確保してくれない。 ジオメトリがおかしというから手動で修正するんだけど、こっちで入力したのをかってに修正されてしまうし、I オプションで全部使えと言っても半端な量しか確保しないし。

結局原因は fdisk がブロック数を32bitで計算していたのが原因。 ディスクのブロックは 4374659072 あるんだけど、fdisk が 2^32 で計算してるからその上限が 4294967295 (2097151Mbyte) になってしまうというオチ。 よってノーマルな FreeBSD-6-STABLE の ffs で使えるファイルシステムの上限は 2T ということのようです。 残念。

しかたないので、HDD の1台をホットスペアにして、残りの7台で RAID5 を組んで結局容量は 1.92T になりました。 2T には若干届かず…

ちなみに WindowsXP で使われている NTFS 5.1 の最大ファイルシステムサイズは 16EByte で、Linux では最新の ext4 で、1024Pbyte らしい。 これらと比べると FreeBSD の 2Tbyte というのはあまりにも少ないので、たぶん何らかの方法があるんだとは思うんだけど…