Office2010テクニカルプレビュー
Office2010のテクニカルプレビュー版が手に入ったので、早速レビューの真似事などしてみるテスツ。
テクニカルプレビューのダウンロードサイトを見て一つ気がついたのは、InfoPath がどうやら Professional パッケージからはずされたという事。 やっぱり InfoPath は用途が独特という事もあって利用頻度が低かったからなのかな。 自分も InfoPath はろくに起動したことすらないし、正直あんまり使い方とか使用目的なんかも良くわかってない。 要するにフォーマット化されたデータの入力用ソフトと理解しているんだけど、それで正しいんだろうか? またちょっと調べとこう。
ダウンロードの一覧を見てみると、Office Professional 2010 とそれ以外に、どうやらようやく Office もプログラム本体と言語カタログの分離がされたようで、本体とは別に「MicrosoftR Office Language Pack 2010 - Japanese/日本語」ってのが用意されている。
これは見たところ英語版と日本語版しかないように見えるが、これは自分が日本人だからそこらへん判別して日本語のしか表示していないのか、Office2010のランゲージパックはまだ日本語版しかないのか、そこらへんはちょっと分からない。
まぁいずれにしてもプログラム本体とランゲージパックが分離されたことで、各国語版がでるのは早くなるのではないだろうか。 てか日本語独特の縦書きとか、ルビとかそこらへんどうなってんだ?
それはさておき、ダウンロードしてインストールしてみる。
最近はこういうダウンロードできるソフトはCDイメージのISOで公開されていることが多いんだけど、これは普通に EXE のインストールパッケージになっている。
Office Professional 2010 のインストールパッケージが、548M、それの日本語パッケージが 479M、日本語パッケージでかい。
とりあえず両方ともさくさくとインストールしておく。 インストーラー自体は Office2007 とさほど変っていない様子。
インストールが完了して起動してみる。
起動画面は背景の色のついている部分がながれるようにモヤモヤと動いている。
そして Word2010 が起動。
ぱっと見て一番変った気がするのはOfficeボタンで、丸かったのが四角くなってる。 それ以外はあんまり変ってないようで、ツールバーを比較してもそれほど変ったという印象はない。
IMEもちゃんと IME 2010 になってる。 さすがに IME2007 では苦情が多かったようで、わざわざ「Microsoft Office IME 2010の改善にご協力ください」ってページをつくってこれこれこういう改善をしました、というアピールはしているんだけど、自分はもう定額制ATOK買ってるし、いまさらIMEを使おうという気にはなれない。
自分と同じように IME2007 で絶望して、ATOKに流れた人は多いだろうな。そういう人たちはIME2010が使えるようになっても多分使わないと思う。 ATOKは本当に使いやすい。
さて一番見た目の変っているOfficeボタンをクリックするとえらいかっこいい画面が出てくる。
この画面は上の情報の部分をクリックしたあとだけど、ここの部分は Office2007 からも大分変更されている。 また勉強とかマニュアルのつくり直しが必要になるね。
細かいところはたぶんもっと色々と変更されているんだろうけど、ぱっと見たところでは、Office2007 からならそれほど大きな変更はないようで、なんとなく OfficeXP から Office2003 の変更みたいなものかなという印象だった。
Office2010からは Google Docs のようなウェブ上で編集できるようなものも提供されるということだったので、キモとしてはそちらの方が重要なことになってくるのではないだろうか。
とりあえずもうちょっと使い込んでみてから気になるところとかあればまた書いてみる。