SHOUTcast

WinAmp で有名な NullSoft のつくっているストリーミングサーバで、フリーで使える。 ダウンロードは http://www.shoutcast.com/download/serve.phtml リンクを辿ると FreeBSD 用のバイナリがダウンロードできるので、それをダウンロードする。 ダウンロードしたファイルを解凍すると、その中に実行ファイルがあるという形になっている。

とりあえず解凍したファイルの中ある sc_serv.conf の Password=changeme となっている部分を書き換えて自分のパスワードを設定する。 そのあと
#./sc_serv
とすることで、SHOUTcast サーバが起動する。

管理は http://$HOST:8000/ にアクセスするとSHOUTcast のステータスページが表示される。 その右手の方に AdminLogin というリンクがあるので、そこをクリックすると、ID とパスワードを入力する画面が表示されるので、ID に admin、パスワードに先ほど設定したパスワードを入力すると、管理画面が表示される。

MP3 をストリーミング配信したい場合には解凍したディレクトリに content というフォルダができているはずなので、そこにストリーミング配信したい MP3 ファイルを置き、http://$HOST:8000/content/(mp3file).mp3 とすれば聞くことができる。

動画の場合は NSV-tools を使用して、NSV ファイルにエンコードする必要がある。
NSV-Tools は http://www.nullsoft.com/nsv/ ここからダウンロードできる。 動画のエンコード用に VP6 コーデックや AAC コーデックも別途入手してインストールしておいた方が良いかも知れない。
AAC コーデックは WinAMP5 をインストールすることで使えるようになり、VP6コーデックは On2 http://www.on2.com/ から無償版をダウンロードすれば良い。

さて、上記の方法で NSV ファイルを作成したら、http://www.stud.ktu.lt/~vitslav/nsv/nsvscsrcGUI.exe をダウンロードして、これを使用してエンコードした NSV ファイルをストリーミングサーバに送りつけることができる。

また NSV-Tools に入っている、NSV Live Capture を使用して、ライブカメラからのデータをストリーミングサーバに送り、配信することもできる。

サーバからストリーミングとして配信されているデータを見るには WinAmp などで、「ファイル」→「URLを開く」で、 http://$HOST:8000/;stream.nsv を開けば見ることができる。