FreeBSD-6.0-RELEASE
でましたね。
ついこの間 5.0-RELEASE が出たところの様な気がしていたのに、もう6.0-RELASE。 早い。
というか、たしか core チームの方針で3ヶ月に一度マイナーバージョンあげて、1年か2年に一度メジャーバージョンあげるという方針だったと思うけど、この調子だとほんとにすぐ FreeBSD-10-RELASE とか出てきそうな気がする。 メージャーバージョンが2桁になるとあんまりかっこいい感じがしないから微妙なんだけど、core チームはこの先のことどう考えてるんだろ?
で、この 6.0-RELASE は、いきなり Product リリースなんだそうで、ちょっとびっくり。 ほんまにそんなこと言っていいのかと思ったり。 さっそく locale とかで errata 出てるみたいだけど。
結局5系はSMP回りの調整が最後までうまいこと行かなかったというか、なんだかんだとごちゃごちゃしてたみたいで、安定性も今一つという感じで終わってしまったわけだ。 サーバに使ってもいいレベルと言われ出したのがようやく 5.4-RELASE になってからで、それも ports とかセキュリティの関係で、4系でいるのが辛くなってきたからまぁそろそろ5系にしておくべきだろうと言うような雰囲気だったし。
Linux はカーネルのバージョンが奇数なら開発版、偶数なら案定番という分け方がされてたとおもうけど、FreeBSDにはそういう分け方はなかった。 なかったんだけど、結局2系はバージョンナンバーの付け方違ったのであれなんだけど、2系の最後の2.8.1だったかは物凄く安定していて、3系で ELF バイナリを導入して3系は最初安定しなくて、あとのほうになってようやく安定して、4系は 4.0-RELASE こそ人柱バージョンでだしたけど、あとは物凄く安定したバージョンだった。 で、5系は先にも書いたように結局安定しなかったわけで、図らずしも偶数案定番、奇数不安定番という Linux の開発版見たいな話になってしまっている。
ちなみに知らない人のために言っておくと、不安定とは言っても Yahoo のサーバに使われたり、世界で一番ダウンロード数の多いサイト(http://www.download.com)に使われてたり、平均稼働時間のランキングの上位に頻出(http://uptime.netcraft.com/up/today/top.avg.html)するくらいには安定している。 デスクトップマシンとして使うには若干問題があったという事か。
今調べたら Linux のカーネルの奇数開発版、偶数安定版という話は崩れてしまってるらしい。
http://japan.linux.com/opensource/05/06/15/037257.shtml
6.0-RELASE が製品品質でリリースされたことだし、6.0-STABLE ブランチも切り分けられてることだし、自宅サーバもまた更新計画立てようと思う。
今回から CD イメージを BitTrorrent でも正式に配布するようになったようで、これのちょっとびっくり。 BitTrorrent なんてアングラなイメージしかなかったんだけど、最近こう言うので結構使われるようになってきたみたいだし、一度調べてみたいところ。